デジタルインボイス支援研究会
代表 宮脇 崇裕
1985年 株式会社リコーシステム販売本部入社。オフィスコンピュータ大手企業を担当し業務電子化提案に従事。その後、ネットワークソリューションのマーケティング部門にてLotusNotesによるリコーの業務改革社内実践のビジネス展開を推進。情報系ソリューション、ドキュメントソリューション商品の全国マーケティングを経て顧客への文書管理コンサルティングも自ら実践。JBMIAにおいては2003年よりDMS部会で、e-文書法の普及、啓蒙のための執筆やセミナー講師を担当。2020年~2021年 部会長。2021年よりデジタルインボイス支援研究会の代表に就任。
紙による領収書、見積書、請求書などアナログな取引書類の取引情報を、正確かつ容易に電子データに変換できる技術の開発および普及、仕様の認定に取り組みます。まずは、取引書類の発行側が取引内容をQR化し、取引書類に印字して相手に渡すという運用の普及をめざします。これは、取引内容に関するデジタル情報の紙媒体による授受という形式です。受領側企業では、紙取引でも取引情報の業務システムの入力が正確かつ迅速に行えます。
中小企業にとって取引帳簿への入力において、業務処理上の問題となるのがアナログデータ、つまり既存のレシートや領収書、請求書の受領です。業務の電子化はこうしたアナログデータを電子化しない限り前に進むことができません。デジタルインボイス支援研究会では、レジメーカー、業務系ソフトウエアメーカーなどと協力し、中小企業でも取引帳簿作成の業務改善ができる環境作りを目指します。インボイス制度開始に先立ち、2022年4月頃に利用企業が、アナログデータを電子化するシステム、サービス、ソフトウェアを使用できる状態になることを目指しています。
アナログデータと電子インボイス規格との連携を目指し、中小企業でもスムーズに電子インボイスに連携できる仕組みを提供したいと考えています。
副代表 井上達也
株式会社フリーウェイジャパン代表取締役